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【愛媛】萬翠荘に行ってきました。【松山】

やまだ
こんにちは、山田です。

今回も愛媛・松山に出張編!

国の重要文化財にも指定されている「萬翠荘(ばんすいそう)」に行ってきました。

ただの建物の侮ることなかれ…!

時代の息吹と、金持ちの考える事はよくわからんな…と思わせてくれる不思議な場所でした。

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萬翠荘

萬翠荘(ばんすいそう)は、旧松山藩主の子孫にあたる久松定謨(ひさまつさだこと)伯爵が、大正11年に別邸として建設したおうちです。

この定謨さんは陸軍駐在武官としてフランスへの滞在が長かったため、この建物も定謨さん好みの純フランス風!

THE★洋館!ってかんじですね。

大正時代の建物が、戦禍からも逃れ、こんなに綺麗な状態で残っていることが驚きです。

 

細部にフランス熱を感じる内観

おごそか~な玄関をくぐると…

 

やまだ
どひゃ~~~~!

洋風階段に美しいステンドグラスでお出迎え!

光がちょうど綺麗に差し込んで、入るや否や圧倒されました。

 

ちなみにこのステンドグラスは階段の上から見るとこんな感じ。

ここ以外にもオシャレなステンドグラスがあちこちにあって、ただならぬこだわりを感じます。

 

まずは1階部分へ

1階は大きな広間が二つあって、行ったときには何かしらの展示がしてありました。

この部屋はセレモニーが行われていたとかなんとか。

照明やらカーペットやらカーテンやら、ホントに当時のまま!?ってくらい綺麗で古臭さを一切感じさせません。

 

ボランティアガイドさんが鼻息荒く教えてくださったのが、この大理石で作られたマントルピース。

この上にはベルギー製の大鏡がついていて、それはそれは豪勢なのです。

金持ちすげぇね~~って話で盛り上がりました。

 

そしてこっちは、ごはんを食べる広間。

キラキラ輝くシャンデリアにくぎ付け…。

なんでもこれは水晶を使ったシャンデリアらしく、写真だとわかりづらいですが、めちゃくちゃ輝きを放っていました。

 

そして、水晶はなんと天井にも散りばめられているそう。

光の当たり具合でキラキラ光って綺麗に見えるらしいですが…!

やまだ
か、金持ちの考えることはよくわからんな…

あ、でも私も幼い頃に暗闇で光る蛍光テープを天井にはって「プラネタリウムみたい!!」とはしゃいでいたので、同じような事でしょうか。(違う)

皇族の方もよく来られるお屋敷だったみたいなので、おもてなしの精神だったのかもしれません。すぎょい。

 

地味におもしろかったのが、マントルピースの横にあったこのボタン。

 

このボタンは、お屋敷の坂の下にあるこの管理人室に通じるボタンらしく、用事があるときはこのボタンを押していたのだとか!

今やスマホ一つでポチポチできちゃいますが、大正という時代を考えると、かなりハイテクだったんでしょうね…!

 

2階へ…

2階には居間や侍女さんが使うお部屋などがあり、小さいお部屋がいくつかありました。

家具も洋風で統一されていてオッシャレ~~

写真撮影やロケ地にもってこいだな~と思っていたら、まさに「バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版」のロケ地になっていたようで、軽く展示がありました。

 

どこのお部屋も日差しが良く入ってきて、本当に絵になります。

 

侍女の居室には、松山ゆかりの偉人たちの展示も。

坂の上の雲が大好きなので、一番テンションぶち上げ!

夏目漱石の若い頃の写真がイケメンすぎるので、こちらも要チェック。

 

まとめとアクセス

店名 国重要文化財 萬翠荘
住所 〒790-0001 愛媛県松山市一番町3丁目3−7
最寄り駅 伊予鉄道道後温泉行き 大街道下車 徒歩5分
ホームページ http://www.bansuisou.org/

いや~~ぶっちゃけなめてました、萬翠荘。こんなに素敵だとは!

ボランティアガイドさんの解説も素晴らしかったですし、大きい荷物は受付で預かってくださるという配慮もとてもありがたかったです。

場所ももちろん素敵だけど、皆さんの温厚な人柄に心癒されます。

 

行った当時はミモザの花がとても綺麗に咲いていて、それもいい思い出だったなあ。

近くにカフェや坂の上の雲ミュージアムもあるので、たっぷりゆっくり楽しめること間違いなしです。

それではまた!

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